都立瑞穂農芸高等学校の学校情報
特色を生かした体験型授業が行われている
カリキュラム - 設置学科やコース、勉強の進め方、教育の特色
三学期制
園芸科学科、食品科では、1年次より専門科目を幅広く学習し、3年次に、興味、関心に応じ、専門科目を選択する。
畜産科学科、生活デザイン科では、2年次より興味、関心、希望進路などに応じ、類型を選択。
1、2年次の英語で習熟度別授業を、1年次の数学、理科で少人数授業を行う。
特色を生かした体験型授業が行われている。
各科が連携した授業(「生産から製造、販売」)によって、専門性を高めることができる。
★園芸科学科
1年次では、農業や環境に関する基礎的な学習と、栽培の基礎を学ぶ実習を中心に行う。
2年次では、野菜、草花、果樹、植物バイオテクノロジーの各分野について専門的な学習と実習を行い、3年次では、選択科目を多く設けている。 選択科目には、「野菜」「フラワーアレンジメント」「植物バイオテクノロジー」「造園技術」「果樹」等があり、各自の興味・関心や進路選択に応じて高度な専門技術と知識の習得ができるカリキュラムとなっている。
★畜産科学科
<酪農類型>
乳牛を担当し、大型動物の飼育管理を学習する。 人工授精、受精卵移植技術の学習。 酪農分野の後継者を養成する。
<養豚類型>
豚の飼育管理、生理、繁殖、衛生の知識や技術の基本を中心に学習する。 育種や繁殖に人工授精や妊娠鑑定を取り入れ、実践的な知識や技術を学習する。
<実用動物類型>
イヌ、コモンマーモセット、リスザルなど多くの種類の中から担当動物を決め、飼育管理を行う。 動物の生理・生態、繁殖、衛生の知識技術を実践的に学習する。
★食品科
食品について、食品の原料特性、食品製造、食品衛生、成分、食品微生物等を、幅広く学習している。 また、食品流通について選択科目で学習する。
特に食品製造に力を入れ、クラスを3班に分け、粉加工(パン・菓子)、園芸加工(ジャム・缶詰等)、乳加工(牛乳の製品化・チーズ等)、肉加工(ハム・ソーセージ等)の実習を展開し、製造に関する幅広い知識、技能を身につけさせている。
★生活デザイン科
<保育・福祉類型>
保育はパネルシアターや人形劇を製作し、地域の保育園等で発表を行う。
福祉は手話や介護技術を学び、高齢者施設等で実習を行う。
<食物・調理類型>
2年次では加工食品、和洋菓子、食卓作法など。 3年次では本格的な日本、西洋、中華料理の実習、世界の食文化を学ぶ。
<服飾デザイン類型>
2年次では浴衣やタイトスカート。 3年次ではウェディングドレス、フォーマルドレス、スーツなどの製作を行う。
文化祭ではファッションショーで日頃の成果を発表する。