都立山崎高等学校の学校情報
英語検定・数学検定・漢字検定に積極的に取り組み、いずれも2級・準2級・3級の合格者を出している。
カリキュラム - 設置学科やコース、勉強の進め方、教育の特色
三学期制
英語(1〜3年)、数学(1・2)では、習熟度別授業を展開。
1年次では、芸術科目以外は全員共通履修。
2年次には文系・理系の系統別選択を設定。また、必履修選択科目として、古典A・数学B・音楽Ⅱ・美術Ⅱ・書道Ⅱ・小論文基礎の中から1科目を選ぶようになっている。
3年次では必修科目の他に最大14単位の自由選択科目が設置され、各自の進路希望に応じて選択できる。
英語検定・数学検定・漢字検定に積極的に取り組み、いずれも2級・準2級・3級の合格者を出している。
グローバル教育の推進に取り組んでいる。
授業にはICTを活用して、思考力、判断力、表現力の育成を図っている。
アクティブラーニング型授業を積極的に導入している。平成30年度よりアクティブラーニング推進校に指定された。
突撃取材!学校の先生に聞きました!!
入試に向けてこんな準備をしてほしい
英語
都立高校入試の英語は、過去3年大きく変わりました。
英文の量が多く、スピードが要求されます。またグラフを読み取ったり、会話文を理解する必要もあります。
まずは、都立高校の過去3年間の問題を解いてみることをお勧めします。
また、日ごろより教科書だけではなく、「長文を読む」ことに慣れておく必要があります。
必ずしも、難しい英文を読む必要はありません。好きなDisneyの映画を字幕を付けて何度も見ることも「英語に慣れる」ことになります。
また、書店に足を運び、自分のレベルにあった長文問題集を購入して、限られた時間の中で演習問題を解くことに慣れる必要もあるでしょう。
2020年を見据え、外国からの留学生やお客様におもてなしをする設定の英文も毎年見受けられます。日ごろより、そのようなテーマの英文に触れておくことも対策となるでしょう。
リスニングは、レベルが高いです。日ごろより10分でもよいので、英会話を聞くことに慣れておくことが必須です。
本校でも英語の授業で「会話力を磨く授業」を設定しております。受験生は、YouTube等にも良い教材がありますので、無料で活用できるリスニング教材で日々英語の音に慣れておくことをお勧めします。
数学
例年、数と式、関数、平面図形、空間図形、資料の活用の各領域から知識・理解を問われる問題が出題されています。
また、数学的活動の場面をもとに、その見方や考え方に基づいて考察し、処理する力や、その過程を的確に表現する力を見る問題も出題されています。
このように学力検査では広範囲から万遍なく出題されますが、大切なことは基礎・基本です。
基礎・基本をしっかり身につけて確実に得点を重ねることが合格への近道です。学習事項の反復を繰り返し内容を定着させましょう。
国語
基礎的な国語の力を身につけておいてほしいと思います。漢字を筆順や部首にも注意しながら学習する、多くの文章を読みわからない言葉が出てきたら調べる、などを日常的に実践してください。
読解問題を解いたら、なぜその答えになるのか考え方のプロセスを大切にしてください。
基本的なことですが、その積み重ねをしていくことでバランスよく国語の力がつき、入学後の学習にも役立っていくはずです。
学校説明会のおすすめポイント
- 令和元年11月16日(土) 学校説明会
時間:14時00分~15時10分 内容:学校紹介・部活動見学実施予定
部活動体験のみ事前申込が必要です。 - 令和元年12月21日(土) 学校説明会
時間:10時00分~11時10分 内容:学校紹介・部活動見学実施予定
事前申込は不要です。 - 令和2年1月18日(土) 学校説明会
時間:10時00分~11時10分 内容:学校紹介・校内見学実施予定
事前申込は不要です。
山崎高校の特徴
1: 学力向上に向けた取り組み
1・2年生では英語と数学で、3年生では英語で習熟度別授業を行っています。また、平成30年度より、アクティブ・ラーニング推進校に指定されています。
授業ではICTを活用して、思考力・判断力・表現力の育成を図るために言語活動を重視し、生徒一人一人が主体的に学ぶアクティブ・ラーニング形授業の導入をしています。
2: 徹底した生活指導
本校では中学校の生活指導に準じて、頭髪・装身具・身だしなみ等の生活指導を行っています。
いじめ等社会で通用しない行為に対しては、厳しい指導を行っています。
3: 進路指導の充実
3年間を見通したキャリア教育を実施し、「社会的・職業的自立支援教育プログラム」を活用した外部講師による体験活動を実施しています。
1学年では国際ロータリークラブと連携したインターンシップ体験(職業体験)、第2学年ではキャリアガイダンスによる具体的な進路選択の決定、3年生では確かな進路実現に向けた細やかな指導を行っています。
平成31年3月卒業の33期生は約90%の生徒が進路を決定して卒業しました。その内訳は、大学・短大進学者が51.0%、専門学校45.0%、就職8.6%となっています。
上級学校への受験方法は様々ですが、学校行事や部活動、生徒会活動に積極的に取り組み、その後も地道に努力を続けた生徒はしっかり自分の進路を実現させています。
4: 充実した特別指導
体育祭は集団実演の練習や、生まれ月で編成された団の活動を通し、互いを思いやる心や精神力、行動力が育つことを期待し体育祭へ向けての教育活動を行っています。
山高祭は、クラスや部活、委員会が主体となり文化の担い手としての自覚をもとに活動に取り組むことを目標としています。
集団で一つのことに取り組むことで、人間性や社会性を身に付けてくれることを期待しています。
学校のここに注目してほしい
学習
- 授業にはICTの活用がなされている。
- アクティブ・ラーニング形授業を積極的に導入している。
本校は平成30年より、アクティブラーニング推進校に指定を受けました。
本校では校内研修を経て決定されたグラウンドデザインで、目指すべき生徒像として決定された「変化する社会に柔軟に対応し、共に挑戦し続ける生徒」の育成を目指して、授業が行われています。 - 防災活動のリーダーとして活躍できる人材の育成を目指し、「合同防災キャンプ2019」を実施している。
- 英語検定、漢字検定、数学検定を校内受検の実施。
- 全国高等学校演劇競技会長賞/審査員特別賞(2016年演劇部)
- 全国中学校高等学校ダンスコンクール 準入賞 第4位 (2017年ダンス部)
- 第65回東京都高等学校舞踊研究発表大会 優秀賞 (2018年ダンス部)
- 全国高等学校アーチェリー選抜大会出場(2017年、2018年、2019年アーチェリー部)
- 関東高等学校アーチェリー選手権大会 男子個人 第3位(2019年)
本校は平成30年度より、スポーツ特別強化校(アーチェリー)に指定を受けました。 - 平成30年1月より、グラウンドの全面改修工事が行われ、グラウンドの土の入れ替え、緑地化が図られました。
授業風景
▲倫理や化学の授業では、生徒間でのグループワークやディスカッション等で授業内容の理解を深めたり、意見の交換を行ったりしている。
▲国語の授業では、読む、書く、話す等の活動を取り入れながら、自分の考えをまとめたり表現したりすることに力を入れている。
▲英語の授業では、Global Classmatesのプログラムを利用し、海外で日本語を学ぶ高校生とオンラインで交流を行っている。