城北高等学校の学校情報
人間形成と進学を目指す一貫教育 コース制や選択ゼミの導入で難関大学合格の高い実績を誇る
環境 - 学校周辺の環境や校内外の施設
広大な敷地に最新の施設
都立城北中央公園と石神井川沿いの緑豊かな環境に、約4万㎡という都内有数の広大な校地を持つ。全館に冷暖房が完備された校舎には、45の普通教室や特別ゼミ室のほか、8つの理科実験室、視聴覚教室、コンピュータ教室、各芸術教室、iRoom、図書館、食堂などが完備している。
また、2つのアリーナ、25m 7コースの室内温水プール、最新マシンを備えたトレーニングルーム、柔道と剣道ができる武道館、弓道場、卓球場、グラウンド、テニスコートなど、幅広いスポーツに応じられる多彩な体育施設も整っている。
iPadの授業への導入や、イングリッシュ・シャワーなど、ICTや国際教育プログラムに力を入れている。
突撃取材!学校の先生に聞きました!!
入試に向けてこんな準備をしてほしい
国語
記述にもきちんと取り組んでほしい
- 自分の考えを述べるために必要な積極性や表現力がある生徒を求めており、本校入学後、それらにさらに磨きをかけてもらいたいと考え、出題しています。
- 記述の配点は高めに設定しており、部分点の幅も広く取っています。
- 主語のない答案、文末の不備、句点のない答案、誤字・脱字(漢字の間違いを含む)、話しことばで書かれている答案は、減点です。
- 指定字数から超過・不足している答案は0点です。
漢字について
- 漢字力は語彙力と不可分であり、本校入学後に読解力を更に磨いていく上でも重要であると考え、出題しています。努力の成果が表れやすい分野で,本校は努力する生徒を求めています。
- 字の巧拙は問いませんが、正しく丁寧に書くという意識を持ってほしいです。
数学
出題傾向について
前半の小問では、文字式の計算、展開・因数分解、方程式、円や三平方に関する図形的な事柄が多く出題されています。後半の大問では、関数(座標平面上の幾何問題)、文章題で方程式を利用するもの、場合の数、図形の問題(立体図形)やこれらの融合問題などが出題されています。
城北高校の入試
計算力は必要です。正確さとある程度の速さが必要となります。
また、問われていることを正確に立式して行くことも必要です。空間図形に関しては、過去問や様々な問題を通して立体を的確に把握する訓練が必要です。空間図形の問題をただ解くのではなく、立体を実際に書いてみたり、見えない部分を想像したり、切断したらどのようになるのかを考えてみてはいかがでしょうか。過去問を必ずやり、不得意分野の演習を行ってください。3つポイントを挙げておきます。
- 文字式の四則計算,展開・因数分解など,文字式の計算が速く正確に行える力を身につける。
- 方程式を立てて,問題を解決できるようにする。
- 空間図形を正確に把握する能力を十分に養う(立体を実際に書いてみたり、見えない部分を想像したり、切断したらどのようになるのかを考えてみて下さい。)
英語
読解問題について
- やや長めの文章を読み通すことに慣れましょう。(音読もしましょう!)
- いろいろなトピックの文章に挑戦しましょう。
- 日本語で説明する問題は,きちんと書いて,先生にチェックしてもらいましょう。
- 設問を解く時には,本文中に必ず根拠を求めて解きましょう。フィーリングで解かないようにしましょう。
英文法問題について
典型的な問題を多く出題しています。学校や塾で配布されたテキストを丁寧に解き,自分のものにすることが大切です。
英作文問題について
「日本語を見てすぐに使用する表現が思い浮かばなければいけない問題」と「訳しにくい日本語を英語に訳しやすい日本語に変換して英訳する問題」に大別できます。前者に関しては,教科書や参考書の例文を日本語から英語に直してみるといいと思います。後者に関しては,問題を解く中で実際に日本語を別の表現に言いかえてみることです。そしてどちらにも共通する大切なことは,必ず書いた英文は先生に見てもらうことです。
これからの英語力に必要なもの
2020年度から大学入試が変わり、4技能が測定できる外部検定が導入されることが決まりました。もちろん本校では従来のリーディング、リスニングに加えて、ライティング、スピーキングの指導もしていますが、最も重要なの基礎(=語彙と文法)と考えています。授業では徹底的な練習により基礎力をつけ、そのうえでリーディング・リスニングのインプット、ライティング・スピーキングのアウトプットをバランスよく取り入れます。高校入試を受ける受験生には、基礎(=語彙と文法)および長文読解をする力を求めます。
新大学入試に不安を覚える人もいるかもしれませんが、基本的な力さえあれば本校入学後にさらなる力を伸ばすことが可能です。焦らずに基礎をしっかりとやってください。
学校説明会のおすすめポイント
前半は、城北高校の基礎的な紹介です。特に、城北の授業のあり方、2年次の文理分け、選抜クラス、クラブと勉強の両立、ICTに関する情報、英語やグローバル教育についてなど。
後半は、卒業生・在校生(高入生)の話や(失敗・成功の)体験談。大学入試に向けての情報などが主体です。先輩の話を聞いて、自分なりの方針を立てることができます。
学校のここに注目してほしい
- 運動クラブ・文化クラブが合計48あり、義務ではありませんが、出来る限り、クラブ活動をお勧めしています。
- 高校2年生から、自習室が開設され、20:00まで勉強が可能です。食堂では7:50からモーニングが食べられます。夕方は16:00まで食堂が開いています。
- 教員は喜んで質問に答えます。意欲を持って取り組めば、東大も京大も可能です。